キスカレ大淵、&12を語る。「デビューはずっと前から決めてた」

人気アイドルグループKISSick-SCARLETの大淵翼（26）と緋田蓮（24）が生放送のラジオ番組『KISSick-SCARLETのセーリング@ナイト』（毎週金曜 24:00）に出演。12日に発表された&12のデビューについて語った。

&12は、大淵の「理想のアイドルを作り上げたい」という思いから、2018年のKISSick-SCARLET全国アリーナツアー『KEEP UP』にて企画が発表され、2019年にお披露目となったLt.Sail.onの男性12人組のアイドルグループ。

メンバーは大淵自身がスカウトやオーディションを行い選考。&12としてのグループ活動の他、KISSick-SCARLET直属の後輩として、KISSick-SCARLETのライブのバックダンサーを務めている。

&12のプロデューサーでもある大淵は、メジャーデビューについて「デビューまでは2年か3年だなって、グループお披露目のときから決めていた」と話す。

「&12は俺の願望である前に、『KEEP UP』の企画。だから、あまり時間かけたくなかった。もちろん続けていくことを目標に、自分たちで決めた『やりたいこと』ではあるけど、やりたい、やりました！で終わるのは企画倒れだし、今もまだやってます！じゃ平坦すぎて、堂々とやると言った意味がないじゃん。とくに俺のこのプロデュースに関しては」と語り、「それに、そのくらいの年数で結果出さなかったら、『大淵翼なにやってんの？ もしかして才能ない？』ってなりそうで。ほら、キスカレのライブだと、とくに紅晴が演出して&12の動きを決めるから、一番俺のプロデュースの結果を俺のファンに見せたいところで紅晴の手柄になっちゃってたから」と、振り返った。

また、&12という存在については「キスカレはあくまで俺『自身』。&12は俺『が』好きなもの。恋人や友達が変態なくらい焼肉を食べる人だとしても、たまになら一緒に食べに行ったりとかするじゃん。で、そのうち自分もその焼肉の良さに気づいて、自分で家で焼いてみたり、美味しい店探したりとかして、いつの間にか焼肉を好きになってた…みたいになってほしいなって思う。『大淵翼がプロデュースしてるから好き』とか、『大淵翼が好きだから自分も好きになろう』とかじゃなくて、あくまで俺は&12を味見する『きっかけ』で、そのあとは自分の心で&12を好きになってほしい」と語る大淵。

さらに、「でも味見した結果、やっぱそんなに好きじゃないやと思ってくれても全然いいよ！ &12は好きじゃないけど大淵翼は好きでもいいし、大淵翼は好きだけど&12は好きじゃないでも全然いい！ 好きになるのは自由です」と思いを述べる。

しかし、緋田に「でも本当はどっちも好きになって欲しいでしょ？」と突っ込まれると、「そりゃあね、俺の好きなものをいつの間にか好きになってくれて、一緒に楽しんでくれる子って正直めっちゃくちゃ可愛い。そういう子、俺、好きになっちゃいます」と、ファンへのサービスを欠かさない大淵。

リスナーからは「いつもより真面目に語ってて、本気でプロデューサーしてるのが伝わった」「KISSick-SCARLETも&12も、これからもっといいグループになってほしい」と応援声が寄せられていた。