広島公演の次の日である10月10日はメンバー櫻庭一声（25）の25歳の誕生日であることから、アンコールにてバースデーケーキが登場。会場のファンとともに「ハッピーバースデー」を歌いお祝いを終えると、突然メインステージにて映像が流れる。春日井美孝（24）は「何？誰？」と混乱した様子で、櫻庭も「お前らじゃないの？」と驚き、櫻庭も含むメンバー全員も知らない様子。

映像はFragment by Dazzleの歴代ツアーのライブ映像を遡っていき、最終的に2016年12月25日のLt.Sail.onクリスマス公演「リトルフェス Only FbyD」でのデビュー発表のシーンに。メンバーも口々に「懐かしい」と笑った。

そこからさらに、Fragment by Dazzleのデビュー前にも遡っていく。結成のきっかけとなった、バラエティ番組「チャレンジSHOW年」の映像まで辿りつくと、泉奏都（24）も「理あんな小さかったっけ？」と10年の変化に驚く様子も。

振り返る映像が終わり「ここから10年。Fragment by Dazzleは新たな景色へ」と表示されると、「This is Now追加公演決定」の文字が現れる。「This is Now」のツアーロゴが書き換えられて「This is Now in DOME」に変わると、会場が悲鳴のような歓声に包まれた。

メンバーも「ドーム！？」と驚きを隠せず、映像終了後も櫻庭は「本当に？」と信じられない様子。

新井田理（22）が「一声、本当だよ。ドームだって！」と声をかけると、櫻庭は「これはさすがに事前に教えてよ。びっくりして言葉でないじゃん。まじ？」と目に涙を浮かべて話し、会場が拍手に包まれた。

泉は「俺たちも一声の誕生日祝うことくらいしか本当に知らなくて、今日みんなと同じタイミングで、一緒にドーム公演のことを知りました」と、サプライズであったことを説明。

濱岡一希（22）は「まだどんな公演になるのか俺たちも知らないから、このあとすぐ知りたいよね。はやく知りたい」と前のめりではしゃいだ。

また、相田近臣（25）は「FbyDは本当にいろんな運命や、応援してくれる周りのいろんな人たちに恵まれて活動できてるなって実感した。エモい1年になったね」と、振り返った。

櫻庭は「ライブで誕生日も祝ってもらって、ドーム公演という最高のプレゼントも頂いて、俺は本当にすごく幸せものだなと実感してます。こんなにもアイドルでよかった、FbyDでよかったと思った日はありません。本当にありがとうございます」と感謝の言葉のべ、「みなさんのおかげでThis is Nowは最高にエモいツアーになりました。念願のドーム公演、全力でかますので、どうかこれからも、みんなの光で俺たちを照らしてください。一緒に光に溢れた景色を見ていきたいです。これからもよろしくお願いします！」と締めくくった。

最後にアンコール定番曲である「ヒカリあふれて」を歌唱し、「This is Now」のアリーナツアーは幕を下ろした。

2023.10